木の飾り

太陽に挑んだ月の幻

あなたが思う「ジントニック」と、多くの人が思っている「戦術」は、もしかしたらまるで違っているのかも。そんなことを思ってみると、なんだか不思議な感じがする。

木の飾り

雹が降った火曜の夜に熱燗を

太宰治の、斜陽は、何度も読みやすいと思う。
戦時中は華族の御嬢さんだったかず子が、誰にも負けない女性になっていく。
だんだん素晴らしいと思わずにいられなかった僕。
この女性のように、誰にも負けない行動力と、強引なくらいの自我が戦後は必須であったのだろう。
分かるけれど、不倫相手の作家の奥さんからしたらうざいだろうとも思える。

騒がしく自転車をこぐ姉ちゃんと霧
友人とお昼時に待ち合わせしていた。
福岡の恒例の巨大なエスカレーターの下。
早めについて待っていると、少しばかり遅くなると電話が入った。
この駅は待ち合わせ場所なので、人々は時間が来ると去っていく。
mp3で音楽を聴きつつ、その様子をぼーっと見ていた。
それでもすることがないのでそばのカフェに入り、コーヒーを飲んでいた。
30分たって、友人がごめんね!と言いながらやってきた。
お昼どこはいる?と聞くと、パスタが良いと言った。
色々調べてみたけれど、良い感じの店を探せなかった。

控え目に走る彼と霧

夏はビールがものすごくうまいけれど、近頃そんなに飲まなくなった。
30前は、どれだけでも飲めたのに、年をとって翌日にアルコールが残るようになってあまり飲まなくなった。
ビアガーデンにも社会人になった頃はとってもあこがれ、行くことがめっちゃ楽しみだったけれど、会社の関係で嫌というほど行って、俺の中では、今では、いいイメージがない。
そうだけれども、取引先との付き合いの関係でものすごく久々にビアガーデンに行った。
たいそう久しぶりにうまかったけれど、調子にのってすごく飲みすぎて、やっぱり、翌日に残ってしまった。
次からは、飲みすぎないようにしようと思うけれど、飲み出したら、なかなかとまらない。

控え目にお喋りする彼とわたし
蝉鳴き声もやんだ夏の晩。
少年は縁側に座り、スイカをかじっていた。
かじってはスイカのタネを外に向けて吐き出していると、ときには種が遠くまで飛ばず、自分の足に落ちたりしていた。
横に置いた蚊取り線香の香りと、月が明るい暑い夜、そして口に広がるスイカの味。
少年はそれぞれを堪能しつつ、この夏これから何をして遊ぼうかな、と思っていた。

目を閉じて踊る母さんと冷たい肉まん

御盆でも生家から離れて定住しているとたいして実感することがないが、少なくとも、仏壇へのお菓子くらいはと考え生家へ配送した。
故郷に住んでいたら、香をつかみ先祖の受け入れに向かって、お盆のしまいに送り届けにおもむくのだが、別れて生きているので、そう実行することもない。
近所の方は、線香を握って霊前に向かっている。
そんなありさまが目に入る。
常時より墓所の前の道路には多数の車がとまっていて、人もすごくたくさん視認できる。

のめり込んでお喋りするあいつと俺
過去に親しくなった女性がいる。
少し変わった方で、トークの内容がどれも面白かった。
おまけに彼女は資格大好きだということ。
保育士免許、ネイリスト検定2級、インテリアコーディネイター。
観光英語検定1級、調理師免許、元客室乗務員。
公認会計士まで取得していると噂。
さすがに公認会計士の件を父に話したら、あなたの聞き間違いもあり得ると思う、など言われたけれど。
彼女は、30歳年上の上司と結婚し寿退社していった。

汗をたらして口笛を吹く父さんと突風

私は、アレルギーで、パウダーはほとんど使えないし、洗顔石鹸も一部だけだ。
従って、果物やサプリのパワーに頼ってしまうのだが、最近口にしているのがコラーゲンだ。
ドリンクに溶かして、毎朝習慣にしているけれど、ちょっとは素肌がつややかになった。
そして、飲むようになってから実感するまで即効性があったので、嬉しかった。

一生懸命吠える先生と突風
昔ものすごく肥満体型だった時代に、どうしても欠かせなかったのが、ハニートーストだ。
ピークの時は、夕飯の終わりに3枚くらい食べた記憶もある。
さらに同じ時期に、フライドポテトにはまってしまい、デブの世界へワープだった自分。
頑張った痩せる方法がめちゃくちゃなものばかりだ。
最初は、14日間スープダイエット。
これは2週間程同じ材料で作られたスープしか口にしない食事だ。
出先にも水筒に入れて持ち運んだという徹底さ。
その次は枝豆を夕飯に置き換えるというダイエット。
どれも、今の自分には無謀。
その後、2年ほどで栄養バランスを気にするようになると、気付いたら元通りに。
とにかく時間をかけてするのがベスト。

雲が多い木曜の晩は焼酎を

少し前、体の状態が悪いのに、栄養バランスの悪い食事と、睡眠の中身が変だったので、ニキビが多発した。
このままじゃヤダと思い立って、食生活を改善することを誓い、肌ケアに良い事をやろうと情報収集をした。
根強く崇拝されていたのが、アセロラドリンクだ。
現在でも毎晩飲む。
レモンよりもビタミンCがごっそり摂取できるという。
ヘルシーと美容はやっぱり食事から出来上がるのかもしれない。

ひんやりした月曜の早朝にお酒を
この一眼レフは、あまり大きな声では言えないけれど、ビーチで見つけた。
その日は、8月のちょうど半ばで、終わりで、いつもと比較して暑くてたくさん汗をかいた。
外出先で、恋人と喧嘩し、しばらく一緒にいたくないと告げられた。
それで夜、実家からこの海岸まで車でやってきて、海沿いを歩いていた。
そこで、少し砂をかぶったこの一眼レフに出会った。
持って帰って、重さに驚いてさまざまな写真を何枚か撮ってみた。
この持ち主より、うまく撮れるかもしれない。
恋人の笑った顔撮れたらなー、とか、なかなかピント調節って丁度良くならないなーとか感じていた。
連絡して、どうにかして会ってくれるなら、恋人に僕が悪かったと謝るつもりだ。
そして、この一眼レフ、警察に届けるつもりだ。

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